蒸し暑い梅雨空は人間にとってはいやな季節。 もっとも、梅雨が明ければもっと暑い夏がやってくるのだけれど。 そんな季節は、野性の生物たちにとって、まさに生命を謳歌する季節でもある。 雑木林のあちこちで、そんな生物たちのざわめきが聞こえてくる。 |
刺激すると悪臭を放つ嫌われもののカメムシたち。でも、どうやらその臭気は敵を困らせる武器だけではなく、フェロモンでもあるらしいことがわかってきたという。 この季節、あちこちに様々なカメムシたちが飛び回っている。 |
エゾアオカメムシ Palomena angulosa 緑色のカメムシは保護色で見つけにくい。 2008.7.11. 東吾妻町萩生 |
ハサミツノカメムシ Acanthosoma labidurioides ♂ おしりのオレンジ色のハサミは見る人をびっくりさせる。 2008.7.11. 東吾妻町萩生 |
アオモンツノカメムシ Dihobothrium nubilum 2008.7.13. 東吾妻町萩生 |
ハラビロヘリカメムシ Homoeocerus dilatatus 雨上がり、ハギの葉にいたカップル。 2008.7.11. 東吾妻町萩生 |
梅雨の時期、草・低木にくっついている泡はアワフキの仕業。この中からアワフキ(セミに近い仲間)が出現してくる。 これがモリアオガエルだったらすごいのだが…。 2008.6.27. 東吾妻町萩生 |
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ホタルの季節にあわせたようにホタルブクロが花をつけた。(これはヤマホタルブクロ) 2008.7.11. 東吾妻町萩生 |
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ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius hypervius ♀ 梅雨明けとともに、温暖化の指標ともなる南方系のヒョウモンチョウがやってきた。 2008.7.19. 東吾妻町萩生 |
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