雑木林は、落ち葉の茶色から、黄緑色、そして深い緑色へと日に日に変わってきた。 陽の光が差し込む明るい林も、いつの間にかうっそうとした深い森に変わる。 スミレやヒトリシズカといった背の低い最初の草木の時間が終わると、 もうちょっと背の高いユキザサやマムシグサやナルコユリといった深い緑の中で咲く草花の時間となる。 こうして、緑が深い色に変わりきった頃になると、季節はもうすぐ梅雨である。 |
林床にはチゴユリの群れ 2008.5.9. 東吾妻町萩生 |
サクラソウはまわりの草の葉に負けないように花柄を延ばしている。 2008.5.13. 東吾妻町萩生 |
ハルナユキザサが暗い林床に大きな姿を現した 2008.5.26. 東吾妻町萩生 |
サワフタギの白い花はミツバウツギとともに雑木林の中間層を飾る。 2008.5.26. 東吾妻町萩生 |
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ヤマグワの林にコサメビタキ滞在中。 2008.5.13. 東吾妻町萩生 |
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