静かだった雑木林が急に活気づいてきた。 山麓の春はじわりじわりと漂いはじめ、やがて、一気に爆発する。 寒さが厳しかったぶん、ため込んでいた春が急加速するようだ。 四季のなかで最も変化が著しい日々である。 |
エイザンスミレ Viola eizanensis の花はひときわ目を引く 2008.4.19. 東吾妻町萩生 |
ヒナスミレ Viola tokubuchiana var. takedana 薄いピンク色が落ち葉の中で輝いている 2008.4.19. 東吾妻町萩生 |
アカネスミレ Viola phalacrocarpa 濃い紫色のこのスミレは道端に多い 2008.4.25. 東吾妻町萩生 |
アケボノスミレ Viola rossi 雑木林の落ち葉の下からピンクの花が顔をのぞかせる 2008.4.21. 東吾妻町萩生 |
冬の間、凍りついて水などなかった小川にも水の流れが戻ってきた。 枯れ草の下から顔を出したカンスゲの穂が風に揺れる。 2008.4.19. 東吾妻町萩生 |
ネコノメソウ Chrysosplenium grayanum の花は渓流に春を 告げる。 2008.4.6. 見城川 |
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ワサビ Eutrema japonicum の白い4枚の花びらはワサビがアブラナの仲間であることを教えている。 野性のワサビは葉が美味しい。 2008.4.6. 見城川 |
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やっと咲いたサクラにスプリング・エフェメラルのビロードツリアブがやってきた。 2008.4.20. 東吾妻町萩生 |