GALLERY 30
山麓の遅い春



“スプリング・エフェメラル” アズマイチゲ Anemone raddeana 
              2008.4.6.  東吾妻町 見城川




遠くから見た雑木林のたたずまいは、まだ冬とそうは変わらない。

桜の開花のニュース、そして散っていく桜のニュース…

TVが伝える花の様子は、どこか別の世界のよう。

けれど、3月も終わりになると、そんな山麓の雑木林にも春の気配が漂ってくる。




 フキノトウはあっという間に大きく成長してしまう。
                     2008.3.29. 東吾妻町萩生

  倒木の上にも緑色が蘇ってきた   2008.3.29. 東吾妻町萩生


 落ち葉の下では、コナラのドングリが芽生えようとしている。

  2008.3.28.  東吾妻町萩生



 越冬から目覚めたウラギンシジミ - Curetus acuta - が落葉の中で白く輝いていた。        2008.3.17.  東吾妻町萩生
 
サイハイランはまだ落葉の中で時を待っている。
                 2008.3.28. 東吾妻町萩生



いち早く花をつけたのはツノハシバミ。この時期だけ、やけにこの木が目立つ。
2008.3.25.  東吾妻町萩生


 
 夜の林ではネズミたちの活動が活発になってきたようで、冬の間はあまり見られなかった小さなネズミ穴があちこちに見られるようになってきた。
 このネズミはアカネズミか…?
     2008.3.上旬 東吾妻町萩生

 


 3月も終わろうというのに、標高1000mを超えるような場所の沢筋にはまだ残雪が残っている。
  2008.3.30. 榛名山・掃部ヶ岳西峰





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